本当に役立つ情報をありがとうございました
鈴木克史 様(41歳)
下園先生はじめまして、DVDを拝見しました。
うつ病の捉え方がわかりやすく解説されていました。
現代社会ではわかりずらい「ひきこもり」の捉え方は、原始社会では「回復のための休息」に
相当するんですね。ここは特にわかりやすく擬えられているように感じた点です。
他の購入者とは違い私はうつではありません。しかし「うつ」というものを理解したいために
購入しました。
わたしの妹はもちろん女性(笑)なんですが、面倒見がよいので精神的に弱い友人がよく
相談メールや電話を寄こします。妹はすでに結婚し仕事は忙しいのですぐに そういう相談には
反応してあげられないのですが、そんなのお構いなしで、うつっぽい友人は昼だろうが深夜
だろうが連絡を寄こすそうです。
といっても、うつの方が全員そうだとは思いませんが、わたしが聞いた事例の2人はそうでした。
話を聞くと、2人は男性と女性でした。 お互いには知らないようでしたが、共通点があったようです。ある事象についてある見方しかできないようなのです。
つまり、全てあるいはほとんどのことを「否定的か消極的」にしか見れないようでした。
たとえば妹が電話・メールに出られないと短い間に次々と連絡を寄こし「嫌いになったのか」
「こっちが苦しんでるのに何してるんだ」みたいなことを平気で寄こすのだそうです。
また妹が結婚を決めた時、「あんたはいいな、将来があって」「わたし(オレ)のことなんか
どうでもいいんでしょ」みたいな反応をしたそうです。
わたしもその反応を逐一聞いていましたので、 「腹立つな。そんなヤツら連絡やめちまえ!」と
怒ったものでした。
それは今思えば、「うつは治療が必要」という認識が私にはなかったから、だとも言えます。
他人に思いやりを持てないのは余裕がなかったからなんだと、このDVDを見ると合点が
いきます。過去の発言を撤回したい気持ちでいっぱいです。
また「うつは治療が必要」という認識は、もっと幅広くてもっと身近な教育も必要なのだと
思いました。本当に役立つ情報をありがとうございました。